オーバーナイトハイク！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」2016ジュニアコース


さぁ、ジュニアコース５回目は、オーバーナイトハイク！	夜を徹して歩く、枚方から大阪湾までの26.5キロ。	夜の冒険に出発です。.

夜の冒険なので、昼間はその準備。	行動食を自分で計画して購入したら、後は、仮眠をとって、夜に備えます。	いつもと違い、おひるねなんて！なんだか不思議。

そして、夕方５時。準備ができた班から出発です。	これから始まる夜の冒険。いったい何がまってるのだろう・・・。	できるかなどうかなという緊張よりも、どんなことがまっているのかなというワクワクする気持ちのほうが大きい様子。

自分で考えて、選んだ買った行動食を早速パクリ。歩きながら食べる。これもまた楽し。	あるいていたら、熱い暑い。Tシャツ短パンでいけるでぇ～。	そんなこんなで、５キロ地点到着。あれっ、意外と大丈夫かもと、さらに楽しくなってきます。

土手沿いのブロックにすっぽりはまり、気持ちがいいそうです。	体を少しやすめたら、もう行くわ～と元気に出発。	次々に、５キロ地点にやってきます。

まだ５キロより、もう５キロもきた、と喜ぶ子どもたち。いいぞ、いいぞ！	霧が出てきました。今日は、温かいナイトハイクです。	有料道路のゲートがあるから、この橋や！と地図読み中。現在地がわかると、これまたワクワク。

ここに入らなくても、進んでいけますが・・・。これまた楽しいんです。	そして、１０キロ地点到着。あと少しで半分や！	マメができてしまっては、気持ちが行きたくても、いけないこともあるかもしれない。

休憩ごとに体操したり、靴を脱いで熱解放をしたり。	本当に、えらいねぇ～。	刈り取られた干し草は、ふわふわしていて気持ちがいい。

歩きながら話す話題も、色々。	おもしろおかしくして、チームを盛り上げていくことも。	時にまじめな話をすることも。

子どもたちの夜あそび？！	なにやら、わんどの中になぞの生物発見。	カピバラかとおもいきや、なんとヌートリア。ここ数年、繁殖している様子。小一時間ほど、ヌートリアを見ておりました。

１班も、１０キロ地点到着。	足を高くあげて、なおかつ寝られる場所発見。これは一石二鳥だ。	３班は、１５キロ地点到着。

寝ているのではありません。ストレッチをしているのです。あしからず？！	行く先に、都会の明かりが見えてきました。大阪・梅田です。	真っ暗な河川敷から、都会の明かりのほうへ進んでいく。

どんな気持ちで、みんな歩いているのでしょう。	そろそろ時間は夜中の１２時。	いつもは眠っている時間。

街からの色とりどりの明かりを眺めたり。	星空を眺めたり。	月をゆっくり眺めてみたり。子どもたちのオーバーナイトハイクは、まだまだ続きます。

２班は途中、野良犬にあい、怖かった～。気持ちを整えて、再出発。	１班、１５キロ地点到着。眠たさが出てくるメンバー、まだまだぱちくりのメンバー。さぁ、ここからは、眠たさと、足の痛さと、自分の気持ちとの闘いです。	どの班も、自分たちで現在地を確認しています。スタッフ任せにせず。本当にえらい。

こうして、休憩中、うとうとと眠ってしまっても。	むくっと誰かがおきあがり、もう行こう！と声をかけ、再出発。	さぁ、都会に近づいてきたぞ！

都会！かとおもいきや、何かを発見。	カニです。大事にポケットに入れて、一緒にハイクをすることにしたそうです。なんだかまたまた、楽しくなってきた。	楽しくなって、眠たくなって、元気になって、眠たくなってを繰り返しながら、子どもたちは進みます。

もう、どんなところでも寝られるでぇ～。そんな自分がなんだか不思議。	眠たくなったら、話をしよう。	眠たいメンバーをかばいながら歩くのも、お互いにしんどさをしっているからこそ。

さぁ、２５キロ地点まであと少し。	ここまできたら、あと少し。ゴールは逃げないから、自分たちのペースで行こう！と決めて、出発です。	その頃２班は、２０キロ地点手前で、眠ってしまいました。ZZZ・・・。

３班も、ゴール手前３００メートル地点で、眠っております。	そして、３班無事、完歩。	ふぅ、いけた～。

まだ目がぱちくりの間に、記念撮影。	そして整備体操。仮眠用のタープに入ると、すぐに寝息が聞こえてきました。	そのころ、２０キロ地点で眠ってしまった１班。

やがて朝になりました。	ひとりむくっと立ち上がり。	もう一人。

そしてまた一人。	そうして全員が起き上がり。	行く先を見つめて。

歩き出す。	２班も、ひと眠りして、元気復活。	トイレにと寄った、公園の遊具であそび。

日の光を浴びながら、すがすがしい朝を迎えています。	足は痛いけれど、気持ちはすっきり。	広い土手にでてくると、遊びたくなってしまい・・・。

漂流物をみつけたり、追いかけっこをしたりと、一時間ほど遊びます。	１班も、２３キロ付近を通過。	地図で確認してみると、もうあと少しということわかりました。

こうなったら、早く行きたいという気持ちもわかるけど、今までのペースでいい感じでこれたのだから、このままでいこうと、みんなで相談して決めました。	２５キロ地点目指していくぞ～。	もちろん、途中の広い土手っぱらで、心も体ものびあがって、さぁ、あと少し。頑張ろう。

その頃、２班ゴール。全員無事完歩。	あとから　ゆっくりゴールするメンバーも、ニコニコいい顔です。	ゴール地点まで連れてきたフナ虫を池で泳がせ、海にかえして、無事任務終了？！歩くのはしんどいけれど、楽しい時間が終わってしまう寂しさもある。なんだか不思議な感覚です。

１班も、残り、１．５キロを過ぎました。	みんなでゴールしようと決めていたのに、	ゴールにいるスタッフをみつけると、いてもたってもいられなくなり、走り出す。

お前は勝手や、お前も勝手や、しばし険悪な雰囲気。	自分たちみんなで楽しんで、自分たちでがんばってきたからこそ、腹が立つ。本気でぶつかる。だから時間がたてば、この通り。	ああ、本当に頑張った。よく頑張れた。

さっき、一時間半もねたから、絶対寝られへんわ～と言っておりましたが、	タープに入ると、バタンキュー。本当にお疲れ様でした。	休息をとって、起きたら、あらら、もう帰らなくてはならない時間。いそげ～全員で撤収だぁ！

さぁ、帰る前に一相撲？！スタッフ本気。	子ども本気。	うわ～と遊んで、さ、今度こそ、もう帰る時間です。

なんだか、日にちがわかれへん。長い長い２日が終わりました。昨日の今頃、自分は何をしていただろう。昨日の自分は、どんなだったろう。今の自分とは違う自分がいるはず。自分の世界を拡げ、自分の可能性を自分で拡げた、子どもたちでした。本当にみんな、よく頑張った。（ハギ）




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～夜、暗闇の中、子どもたちの冒険！自分で自分の世界を拡げ、可能性を拡げていく経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。自分一人頑張っても達成できない。みんなで楽しみながら達成できたオーバーナイトハイク。昨日の自分と今の自分。自分が一回りたくましくなったことを、自分自身で実感し、嬉しくなり、そして不思議に思う子どもたちでした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､京都市教育委員会､京田辺市教育委員会