シャワークライミングキャンプ！/子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」/チャレンジ隊（小学生4年～中学生)2016/大阪府枚方市

1日目

さぁ、チャレンジ隊2回目は「シャワークライミングキャンプ」。	沢で、小滝を登るシャワークライミングに挑戦だ！！	1日目は、ウォーミングアップ。

さぁ、まずは、沢歩き、沢遊びからスタートするぞ！	流れられる所があったら、流れてみよう！	なかなか、いい感じだぞ！

シャワークライミングにチャレンジする際のコツは、まずは、流水と遊べるようになること！	向かってくる流れも、それを乗り越える遊びをしてしまえば、	ちっとも、怖くない！！

「見た目だけやった！！余裕！余裕！」。	そうです！いたずらに怖がるのではなく、水と自然と仲良くなって下さい！	そうして一歩ずつ踏み出して見れば、速い流れも、おもしろい遊び場になっていくのです。

沢歩きをしながら進んでいくと、大岩のある天然プールに到着しました。	安全を確認したら、もちろん、飛んでみる！！	「ダーイブ！！」

「それっ！！」ドボン！本当に、何度も、何度も、飛び込みます。	随分、長い長い時間、飛び込みは続くのでした。	さて、そこから先には、少々、流れのある落ち込みがあります。

明日のシャワークライミングに向けて、少し、登る練習。	流されそうなときは、後ろのメンバーに支えてもらう！ナイズスポット！	ここはかなり水のパワーがあるところ。自分の体で水のパワーを感じてみます。

基本は自分の力で、本流を乗り越える！よし、行け！！	最年少2名は、このパワーに何度も何度も挑戦。登っては降りてきて、また登る！！	「慣れてきた！！」最初は、後ろからのスポットが必要だったけれども、何度もやるうちに１人で笑顔で登れるようになりました！経験こそ力なり！それでいいんだよ！

さぁ、今日は、これでおしまい！明日は、メインのシャワークライミングルートに行くよ！！	キャンプ生活は、前回に続き、子どもたちだけで行っていきます。	子ども達だけで、工夫して、ちゃんと進んでいくから、おもしろい！さすが、チャレンジ隊に来たメンバー達です。

夜は、みんなで、芝生をゴロゴロゴロ。さぁ、明日に向けて、おやすみなさい。
２日目

さて、２日目。今日は、メインのシャワークライミングルートへ出かけます。	さぁ、自分の力で、本流を乗り越えていくぞ！逃げるなよ、負けるなよ、あきらめるなよ！！	さぁ、行くぞ！！

仲間が流されそうな時には、後ろから、スポット！押してあげたり、足を支えてあげたり。	よし、ナイススポット！	同じ場面を、前から。

水のパワーにまけるなよ！！	よし！行け！！みんな、真正面から本流にアタックしました。	ひとつの小滝を越え、また、沢の中を上流に向かって進み、

小滝にチャレンジしていきます。	まだまだ余裕！余裕！	流れに逆らって、泳いで進む！

見た目に圧倒されそうになっても、一歩自分で踏み出してみる！	その瞬間、グッと本気になった自分の力が現れる。	100％の安全ではない自然の中だからこそ、普段には中々ない、本当の本気になった瞬間が現れます。

メンバーのことも理屈ぬきで、支えている、守っている瞬間が現れます。	それを自分の経験として知ること。それは、子ども時代にとっても大切なことのような気がします。	もちろん、それは、みんなみたいに、逃げない！負けない！あきらめない！があってこそのもの！

「うわー！足届かない！ながされるー！！」	「さぁ、つかまって！！」	「大丈夫か！」

「こっちに、手あるよ！！」「大丈夫！いけるわ！！」	小滝を越え、まだまだ、進みます。	「うわー、冷たい！！」

ダーイブ！！	こっちも、ダーイブ！！	みんなで、携行食を食べて、エネルギー補給中。

そして、また、小滝に突っ込む！	「ちょっと手強いけれども、行ける！行ける！！」	「さぁ、こい！！」

ナイストライ！！	ほどなく、今まで通りに行かない滝が現れました。「あかん！足場がない！！」	「ぼく、やらせてみて！」。でも、突破できない！！

「次、私にやらせて！！後ろのみんな！スポットして！！」	でも、突破できない！	でも、子どもパワーで頑張りなさい！！

見えていませんが、一人が水を浴びながら台になり、その他のメンバーが、本流の中に入ってスポットをして、突破！！	上に上がったメンバーは、上からのスポットで応戦。	登るメンバーは、圧倒される水のパワーに、全力でぶつかる！乗り越える！！

台になっているメンバーは、全員が登りきるまで、台になって、頑張る！	水を浴びても、台は、崩れることはできない！メンバーの安全を握って、耐える！！これは本当に大変なこと！	登るメンバーも必死、上のスポットも、みんなで必死！

「さぁ、行くぞ！！」	最後方では、登っているメンバーが、もし落ちた時に頭を守るための、セイフティースポット。これも、とても大事！	全てのスポットが自然とかみ合う瞬間、登るメンバーの本気の一瞬。そんな瞬間があって乗り越えていくと、皆が本気で「よし！」、自然と「よし！」と思える瞬間が生まれます。

スポットをしているメンバーも、台のメンバーも水を浴びてもひるまない！ナイススポットだったよ！	「よし！行けー！！」登るほうは、水のパワーと戦い、登る！！負けるなー！！、	最後に、ひとりで最後まで、全員の台になったメンバーが登りきって、ここはクリア！！みんなから「ありがとう！！」の声。本当に、すごい、良く頑張った！

さぁ、まだまだ、先は続きます。	もう、この程度になると、	「よゆう、よゆうになってきたわ！」

上流部は、とても、美しい水の流れ。ジャグジーみたい！	さぁ、ここで、もう一度、エネルギー補給。	さぁ、残る滝は、もうあと少しだぞ！！行くぞ！！

少し、高さのある滝も、	どんどん、登っていく！	「絶対に、やりきるんだ！」

さぁ、あとひとつ！	体が小さくたって、「スポットしてあげる！！」。小さな体に、大きなパワーを秘めて！	さぁ、ここは、難しい！

高さがあって、足場がない！安全上の判断で、ここは大人パワーも参戦。	よし！突破！！	ひとりが行ったら「絶対に、自分も行ってやる！！」

体も、相当冷えてきて、つらいはずですが、負けない！！	全員、突破！！	「ふー！！」。

みんな、冷えて大変かと思いきや、流れる所で、遊ぶ、遊ぶ！「もう、行くよー！！」	何だか、疲れているのに、冷えているのに、心は心地いい。	緊張や不安を乗り越えて、そして、滝を乗り越えて、ここまで来たからなのでしょう。

「よし！楽勝！！！」	つり橋の向こうで、バックアップのスタッフが待っていました。	そして、川原でラーメン！おにぎり、などなど。「ヤッター！！」

そして、たき火をして、みんなであったまる。「あー！あたたかい。ふー。」	元気復活の子ども達。	最後は、カモナキの滝を目指して、沢歩き。

途中のダイブポイントでは、	またまた、長時間飛び続け、	「もう、行くで！！」

ウォータースライダーが出来る場所でも、	何度も流れ。「寒くないの？？」とスタッフを驚かせ、	沢から出ることのできるゴールポイント、カモナキの滝まで、遊びながらやってきました。

さぁ、最後の滝。	昔、あるスタッフが登ることができなかった滝。	それを聞いた皆は、がぜん、やる気まんまん！

「それ、来い！！」	「よし、絶対に負けない！！」。何だか、いつもより気合が入っているみんな。	「最後まで、やり切りたい！！」。よく、頑張った！！

見事、全員クリア！！こうして、子ども達の７時間３０分に渡るシャワークライミングは終了していったのでした。	「でも、まだ、沢から、上がらないよ！」「網、貸して！！」	「よし！エビとったー！！」

うそー！いつまで、遊ぶねん！そんなこんなで18：00まで、沢で遊び続けました。おつかれさま。	キャンプ場に戻ったら、芝生での坂で激しくゴロゴロゴロゴロ転がる。「まだ、あそぶん？？」とスタッフ達。	しっかり、沢で獲ってきた、エビ、魚も焼いて食べて、熟睡のみんなでした。本当に、１日中、おつかれさま。
２日目

３日目の朝。今日は、子ども達も、少し寝坊気味。少々、疲れ気味。	最後は、それもあって、ゆったり沢であそぼう。	テナガエビおったー！どうやって獲るん！

エビを見ると、子どもの元気復活！エンジンがまた掛かってきた！	こちらは、魚のワナをセット中！	テナガエビ、獲れたー！！

見てみて！こんなに、ワナに魚が入ったよ！！	魚が獲れるとわかった頃、帰る時間となってしまい、とても残念。	こちらは、上流に、ダイブポイントを探しに行ったチーム。

ポイントを見つけて、	今日も、ダーイブ！！	高いポイントも見つけて、ダーイブ！

４年生も、最後までダーイブ！！	さぁ、そろそろ帰るよー！	ぼくは、ずっと流れて帰る！

体は疲れていたけれど、何か、もう少し滝を登ってみたかった気もする。逃げない、負けない、あきらめない！圧倒されるパワーに真正面からぶつかり、本気になる瞬間、乗り越える瞬間、そして、心の振り子が大きく揺れる瞬間を、自分の体と心で感じた子ども達。その経験が、自分の持つ、まだ見ぬ力に気づいていくきっかけとなり、子ども達が自己実現していく際の力に繋がっていけばと願っております。みんな、本当に、おつかれさまでした。（ハギ）




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～シャワークライミングに挑戦！！水のパワーに、逃げるな、負けるな、あきらめるな！やり切る経験！～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。小滝に流れ来る水のパワーに負けないで、小滝を登りきるシャワークライミング。流れの本流に真正面からぶつかり、圧倒されそうな水のパワーと戦い、見事、最後まで登りきった子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府教育委員会、枚方市教育委員会、大阪市教育委員会、守口市教育委員会、京田辺市教育委員会