ＸＣスキーチャレンジ！/子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」/チャレンジ隊（小学生4年～中学生)2015/大阪府枚方市


さぁ、チャレンジ隊６回目は、クロスカントリースキーに挑戦！	一日目は、ＸＣ（クロスカントリー）スキー基礎をマスター。	そして、２日目は、自然の森の中にでかける、バックカントリーツアーに挑戦です。

アルペンスキーをしたこともある人も、生まれてはじめてスキーに乗る人も、今日は、みんな同じスタート。	アルペンスキーとは一味も、二味も違うＸＣスキー。	さぁ、おもいきって、挑戦の扉を開けてみよう！

かかとが固定されていないので、前に体重をかけても、後ろに体重をかけすぎても、おっとととと！	転んでなんぼ！滑れば滑るほど上手になるよ！	あたたた～。あははは～。

ストップが出来たら、次は、ターン。	これまた、なかなか曲がりづらい。	でも、曲がれなかったら、明日森の中へは行けません。みんな真剣。

滑っては、のぼり、滑ってはまた登る。	みんな、上達が早くてびっくり。	さぁ、プルークターンが出来るようになったら、お次は、ステップターン。

スキーがあっちゃこっちゃ向いてしまいます。これまた楽しい。	全員ターンが出来るようになったので、森のショートツアーにでかけることに。	非圧雪だと、ＸＣスキーに乗っていても、埋まります。

前の人のレールの後についていくのも、難しい。	ここまで時間は、２時間ほど。	ものすごい集中力で、あっという間にここまで滑られるようになるのは、さすがチャレンジ隊の子ども達。

やるからには、恥ずかしいとか、人にどう思われるかなんて関係ない。自分と向き合って、自分がどうしたいかということを考えることができるのも、みんなの素敵なところです。	ひとつひとつ、積み重ねていく楽しさも、	大胆にやってみる楽しさもしっているからこそ。

でも、それがわかっているからこそ、新しい挑戦への扉を開くときの、ドキドキする気持ち、緊張と楽しみな気持ちの間を揺れ動く気持ち。	たくさん経験をつんでいるみんなも、小さい頃のように、ドキドキしていたのではないでしょうか。	さぁ、明日は、バックカントリーへいくぞ！

毎回の活動の時は、活動が終わると、テントをたてたり、食事をつくったりと生活も自分達ですすめていくチャレンジ隊。施設は、何も自分達でしなくてよいので、おもいっきり自由時間。	就寝準備もあっという間。９時には、全員就寝でした。

２日目朝。３０分で清掃、出発準備をすませて、朝食のレストランへ。当たり前のようにしているけれど、みんな、すごいよ。	真っ白な雪と、真っ青な空。なんだか楽しくなりそうです。	準備が出来たら、

さぁ、７２０メートル地点の小山のてっぺんを目指して、バックカントリーＸＣスキーに挑戦です。	誰が先頭にいくか、最初は、どうぞどうぞと言っていましたが・・・。	誰の踏み跡もない、真っ白な雪原。心が躍ります。

先頭部隊は、とにかくどんどん進みます。	ああなんて気持ちがいいのでしょう。	さぁ、チャレンジ隊６回目は、クロスカントリースキーに挑戦！

途中、斜面をみつけて、滑ってみる。	おっと！前にこけた！！	ああ、楽しい！腹の底から笑いがこみ上げてきます。

寄り道も十分楽しんで、さぁ、先を急ごう！	ルートの半分ほどきたところで、みんな汗びっしょり。今のうちに体温調整をしておこう！	そして、また登ります。先頭部隊が踏み固めた跡を、後方支援隊のメンバーが、全員分の行動食、予備装備、救急セットを持ってゆっくりと登っていきます。

でも、やっぱり、人があるいていないところを歩くのは気持ちがいい。と、新雪の上をラッセル中。	樹林帯を抜けると、その先には真っ白な景色が。	うわぁ～。なんだこれは！

見渡す限り、真っ白な雪原に、一瞬圧倒されます。	おもわず、記念撮影。	そして、また前へ進みます。

目の前には、大きな妙高山も望むことができました。	どんどん樹林帯を抜けて、登ってきます。	この先にある一本杉がゴールです。

自分のつけた足跡ならぬ、ＸＣスキーの跡。	夜に降った雨で雪もしまり、絶好のＸＣスキー日和です。	みんな、気持ちよさそうに、小山のてっぺんを目指していきました。

さぁ、あと少し。	おーい瑛と少しでゴールだよ～。	よっしゃぁ！ついたぞ！！

つきました、スキーをはずして、自由にあるけるのはすばらしい？！	かとおもいきや、リュックを下ろして、目の前に広がる斜面を登り、滑ってみる。	転んでもいたくない。顔中真っ白になって、わはははは～。

斜面の上から、何度も何度も滑ります。	後方支援部隊もやってきました。	重たい荷物をもって、本当にお疲れ様です。

あと少し、頑張れ！	ふぅ、やっとついた～。本当にお疲れ様でした。	頂上につくと、スタッフからレスキュースコップを借りて、なにやらみんな穴を掘り始めました。

いたるところ、穴だらけ。	それは自分用の椅子だったり、おうちだったり、コックピッドだったり・・・。	せっかく雪のあるところにいるんだからたのしまなくっちゃ！というのも、みんなのいいところ。それぞれの休憩スペースで行動食を食べておなかをみたしたら、さぁ、下山開始です。

小山に登ったので、帰りはもちろん滑って帰ります。	真っ白な雪の上に、自分のシュプールを描きながらいくぞ！！	よしっ、いいぞ！その調子！

やった！こけずにここまでこれた。	前の人が転ぶと、大きな落とし穴が出来ます。	そこにはまっても、これまた楽しい。

一つ目の坂を滑り降りると、もう一回登って滑ってもいい？いいよいいよ、何度でも、いってらっしゃい！	一本一本真剣勝負。	よっしゃ、ここまでこれたぞ！

シュー、シュー、シューン。スキーが雪面を滑る音と、自分の息遣いだけの世界。	おっ、来たな！	おーい待って～。

踏み跡のレールを滑ると、もっとスピードが出て、これも楽しい。	自分で自分のルートを作るのも、楽しい。	転んだっていいじゃない。とみんな果敢に自然の坂を相手に挑戦していきます。

スタッフがスキーを上手になりたいと思ったのは、自然の森や山の中でスキーをしたいと思ったからという話を聞いていたメンバーの一人。	ゲレンデのように用意されたところじゃないから、面白いんだね。と一言。	自然の坂に向かって自分自身が挑戦していく。

その瞬間、瞬間が自然と本気で勝負しているようで、それが楽しいのかもしれません。	雪原を無事滑り降り、樹林帯へ。	でも、もう、みんな大丈夫。

まだ、ドキドキはしているけれど、	楽しい気持ちもたくさん感じている様子でした。	めっちゃこけたけど、楽しいわ～。

でも、最後、油断しないように。	杉の木立も、無事通過。	そして、最後は、施設までの森の中を、どんどん滑っておりました。

はじめてのことに挑戦して出来たか出来なかったかということよりも、もっと大事な事。	その挑戦の扉を開けてみたか、みなかったか。	みんな、大変お疲れ様でした。さぁ、次は、４２キロチャレンジハイク。ラスト、いくぞ！（あまゾン）




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～クロスカントリー（ＸＣ）スキーで、バックカントリースキーに挑戦！新たな出来事に心揺らす経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。慎重に、そして大胆に挑戦していった子ども達。新たな出来事に小さい頃のように、不安な気持ちと楽しみな気持ちの狭間を揺れ動く気持ちを久々に感じ、その面白さ、楽しさにまた、心揺らした子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府教育委員会、枚方市教育委員会、大阪市教育委員会、守口市教育委員会、京田辺市教育委員会