スノー･キャンプ！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」2013ジュニアコース


さぁ、ジュニアコース8回目は、スノーキャンプに挑戦。真っ白な雪の世界の中で、一晩過ごしてみよう！	今日は、テントはありません。あるのは、一面にふりつもった雪。雪で自分が一晩すごす寝床をつくって、泊まってみるのです。	かまくらを作ってその中で眠ってみたい。スノーヒュッテを作って寝てみたい。自分の思う方法で、一晩すごす寝床作り開始。

こちらは、雪のブロックを切り出して、それを積み上げていくスノーヒュッテ作成中。班が違っても、同じ方法で眠ってみたい者同士、チームをくんでさぁ、挑戦です。	こちらは、かまくら。まずは雪の山を作るところからはじまります。	快適に過ごすための空間をつくるには、大きな雪山が必要。

本当にできるのかしら・・・。雪山をつむのは結構大変です。	もそろそろ、いけるかな。どこを入口にしようか。	スノーヒュッテは快調快調。どんどん切り出してまわりにブロックを積み上げていきます。

スコップだけでは、はじまらない。バケツで山の中から雪を運んできました。	ぼくは、一人用のスノーヒュッテ。自分の納得の行く形を追求していきます。	さぁ、この小さな入口がのちのちどうなるのでしょうか・・・。

雪山をつんでもつんでも大きくならず、今晩泊まれるのかなと心配になることも。	いけるかも！と思っても、まだ足を伸ばして眠ることができない・・・。どこで妥協するか。自分の気持ちはいったりきたり。	手で掘ってだめなら、足でほる。

足で蹴って雪を落とす。あれがダメならこうはどうだ？！工夫がどんどん生まれます。	もういいかなとおもいながらも、いやいやまだまだ大きくしたいとつんでいくうちに、雪山がどんどん大きくなっていました。	スノーヒュッテは、入口を切り出す作業に入りました。スノーソーという雪を切るのこぎりを使って、ドアを切り出します。

ドアが出来たら、屋根をつけて完成。いいぞ、ぼくたちの寝床はなかなかいいぞ！	こちらのかまくらは、中での作業スペースが広くなってきたので、今度は、ブルーシートを入れて、雪をかき出します。	大きな雪山チームも、掘り出し作業に入りました。

3人用のかまくらをつくるのは大変です。作業も交代交代進めます。	コツコツ。黙々。先が見えずに途方にくれそうになりますが、地道にコツコツ続けていくと、	あらっ、眠れるよ！先がみえてくると、もっとこうしたいという気持ちが出てきます。次は、足を伸ばせるように、そして、壁もきれいにしたい。

こちらは、中に二人が入って作業ができるまでに中が広がってきました。	一人用スノーヒュッテも、間もなく完成です。	自分達のかまくらの周りに、滑り台なども作っておりましたが、気がつけば、かまくらもっと大きくしたほうがよいかも。

かまくらに続く、リビング？！イスとテーブルが綺麗に。来客用のイスも用意されています。	そりをかまくらの中に入れて、かき出した雪を外へ運んでいます。	もちろん、運び終わったあとは、ソリに乗って、かまくらへピットイン！

滑り台も順調です。そうしている間に、冬の日暮れ。もうそろそろ仕上げに入らないと、今日泊まるところがないぞ～。いそげ～！！	ようやく、無事、3人が入ることのできるかまくらが完成して、ほっとしております。	日も暮れ、自分達のかまくらやヒュッテに、ろうそくをともしてみることに。

そしてあたりは真っ暗。	ひとりで眠るのは、少し不安だけど、ぼくなら大丈夫。と自分で自分を勇気付けます。	そして夜ご飯。もちろん、雪でつくったテーブルを囲んでいただきます！たくさん食べておかないと、寒いよ～。

気温も、どんどん下がってきました。さぁ、夕ごはんをたべたら、乾いた服に着替えて、いよいよ、就寝です。	毛布も敷いて、さぁ、一晩無事こす事ができるのでしょうか。	かまくらの中にはいると、外の音は一切きこえません。静か、そして暖かい空間です。

さぁ、お休みなさい。	みんなが寝床に入った後は、森の中がシーンと静まり返っておりました。おやすみ～また明日。

二日目の朝。今日は、とてもいい天気。	太陽が昇り、少し温かい時間をすごした後、かまくらから、ポコッと頭が出てきます。	おーい、寒くなかったかい？眠れたかい？「あつかった～」と、とても元気な様子。

自分達の寝床から出てきた子ども達は、みんな元気。とてもあたたかく一晩を過ごしたそうです。みんなで暖をとるための薪を車にとりにいき、	そりの後ろに薪をつんで、キャンプ場まで滑って戻る。	焚き火と聞いて、「えっ、やきいも？」とみんな。秘密基地キャンプの時と同じ朝ごはんではありませんでしたが、みんなで雪の中で焼き芋をするのもよかったかもしれません。、

雪の中でやきいも！と思えるみんなの、肝が太い！	昨日一晩お世話になったかまくらですが、現状復帰のために壊します。記念撮影をして、撤収撤収。	撤収の後は、お楽しみの雪あそび。スノーヒュッテのような雪合戦用の基地もあっという間につくってしまい、戦いは続きます。昨日のお昼からずっと、雪上で生活しているのに、みんなはそんなことは、当たり前のように、元気に遊んでいます。強い！！

そして、こちらは、アイスクリーム作り。	ミニスキーもしたい！	もちろんソリも！

最初は、無理かも、出来ないかもと思ってしまうことがあっても、決して途中で投げ出さないみんな。だからこそ、「出来た！」もあれば、「おしい！」も生まれます。やってみないとはじまらない。やってみないと自分の出来ること可能性は、広がっていかないのかもしれません。	みんな、大変お疲れ様でした。帰りのバスでひと寝入りして起きたら、雪がまったくない景色に、先ほどまで雪の中にいたのが嘘のよう。	一年間、いろいろな活動がありました。頑張ってチャレンジしたのも、踏ん張ったのも、みんな自分、さぁ、次は、チャレンジ隊で、新たなチャレンジを、みんなと出来ることを楽しみにしています。




第７回活動<< ●

～不安だなとおもうこと、できるかなとおもうことに、自分で挑戦。やった出来たに心揺れる経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。心配と不安の中、やってみないとはじまらないと腹をくくり、おもいっきりよく挑戦。無事一晩を過ごすことができ、終わった後は、爽快、満足、頑張れた自分に心大きく揺らした子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､守口市教育委員会､京都市教育委員会､京田辺市教育委員会