シャワークライミングキャンプ！/子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」/チャレンジ隊（小学生4年～中学生)2013/大阪府枚方市

1日目

さぁ、チャレンジ隊2回目は「シャワークライミング！」	みんなで、沢で、天然シャワー「滝登り」に挑戦です。	1日目は、ウォーミングアップ！

まずは、川と沢との境目から、上流に向けて出発！	久しぶりの水、沢。水の流れやパワーを復習、復習！	昨年度のジュニアコースのみんなは、増水で、小滝登りができなかったので、今年こそ！

ぐずついていた天気も、ようやく晴れて、綺麗な川面が出てきました。	そうなると、沢は気持ちがいい！子ども達のトーンも上がる！こちら、大きな岩から水に向かって「すべり台やー！！」	流れのある所も、ウォーミングアップに攻めてみる！上から、スポット（サポート）してみる！

さぁ、少し、川から、沢の様相が出てきました。	「先はどうなっているの？」と、水の流れる落ち込みにアタックしながら、次々先へ進んでいくのも、シャワークライミングの楽しみ。	子ども達にとっては、アタックであり、冒険でもあります。「うわー！ふかいー！」

中に生き物や魚がいないかも、子どもにとっては大事なこと。	もちろん、飛び込めそうな岩や、淵があれば、飛び込んでみる！	上から見ると、このような感じ。

さぁ、「ダーイブ！！」	深いところは、冷たいけれども、飛び込みだしたら止まらない！	目まいのするような楽しさ！子ども時代には必要な心の揺れだと思います。

そんな心持ちになった子ども達は、	さらに、前向きにエンジンが掛かり、「すべり台」から、淵へドボン！！	中々、激しい流れを、スライダー！！

冷たいけれども、やってみたい！	さらに、進むと、何だか、激しい流れが！！	そうなると、何だか、登ってみたくなる！

パワーのある流れを押し返し進む！おっ！うまいぞ！！	「よし！ぼく、最後まで行けたー！登れたー！」。「明日からの、シャワークライミング本番もきっと行ける！」	1日目は、ここでおしまい。さぁ、明日は、この上流の小滝群にアタックだ！

自分達で、生活面は進めながら、	明日に備える、チャレンジ隊のみんなでした。
2日目

さて、2日目。今日は、シャワークライミングがメインの日です。まずは、全員で、打ち合わせ中。	そして、いよいよ、、シャワークライミングへ出発！	まずは、自分ひとりでも、平気な落ち込み！

さぁ、水のパワーに負けるな！頑張れ！！	最年少、4年生も頑張る！とっても、登るのが上手い！	流されそうなメンバーがいたら、上から手を差し伸べ、引っ張り上げる！「ヒューマンチェーン！」

お互い様、おかげ様！ナイススポット！！	時に、流れのある場所を、泳ぎ渡り、進む！	「プハー！！」流れのあるところを泳いで進むのも大変！

パワーのある落ち込みは更に続きます。男女、誰彼関係なく、スポットし合えるのは、チャレンジ隊のみんなのとってもいいところ。	ですので、上からは、沢山のスポットの手が出てくるのでした！	さぁ、行けー！！時に、後ろからお尻や、足を支えてあげるスポットも必要！みんなで、進むんだ！

「うー！少し、さぶくなってきたぁ」	そうです。常に、正面から水を浴び、水のパワーと戦っているので、夏でもとても寒くなるのです！	徐々に激しくなる流れ。それでも、ここは、負けずに進むぞ！

小さな天然プールを泳いで、	人工の滝を巻きながら、しばし、休息中。	「エイっ！」こちら、飛び込み中。

大きな流木の橋を見つけては、「なぁ、渡ってみてもいい？！」	ではでは、先に行くよー！ここからが、ルートの本番！ひとりでアタックしてもいけなければ、	みんなで、アタック！

でも、このパワーのある滝が、中々手強く進めない！「どうする？」「おれが、次、行ってみるから、後ろから押してな！」	そして、再度、みんなでアタック！！写真には写っていませんが、スポットをしているメンバーを後ろからスポットしているメンバーがいるのです。	大成功！1人目がクリアできれば、上からもスポットができる！上のスポットのメンバーが落ちないように、これまた後ろスポットのスポットも！

みんなで、総力戦！上から、下から、声を掛け合いながら、さぁ、「のぼれー！」「行けー！！」「いける！いける！」	スポットのメンバーは、ずっと水を浴び続けても、登っているメンバーの足やお尻を離さない！ナイススポット！！	当然、登るメンバーも、圧倒されるような水のパワー、顔に押し寄せる水に、真正面からぶつかって、押し返す！ここで負けるな！逃げるなよ！

小学生、中学生も関係ありません。小学生も、中学生をしっかりスポット！クライマー、スポット、どちらも、ナイストライ！！	「ふー！！」無事、お役目を果たして一安心かと思えば、	次は、自分が、登らねば！「がんばれー！！」。上からみんなの声がします。

よし！上手いぞ！真正面からぶつかって、うまく登れた！ナイスチャレンジ！	登る前、滝の真下に行くと、本当に圧倒されます。しかし、負けず、真正面から押し返す！	それが、大事！みんなの、これからにも同じように、きっととっても大事なこと！

フー！本当に頑張って、みんな、クリアすることができました。本気のあとは、気持ちがいい！！	さて、更に、上流へ進みます。少々の流れは、へっちゃらのチャレンジ隊のみんなになってきました。	ここで、一旦全員集合。この先は、安全のため、少人数の班ごとで、アタックすることにしました。

まずは、流れのある深みを渡り、	小滝をこえて、	上を見てみると！！

高さのある滝が！！鬼の滝！子ども達、チームのみんなで、見事登った！	子ども達、班の総力戦で、見事に登っていく！！	スポットも、クライマーも、ナイスアタック！

よし！いいぞ！！	水のパワーに負けるなー！！もう少し！頑張れ！！	真下に来ると「うわー！すごいなー！」。でも、見事、大人顔負けのトライで、チームで登りきったみんなでした。

さて、鬼の滝を見事クリアしたみんな。ひと安心と思っていると、	すぐに、またまた高さのある滝が！！ここは、まずは、下にいるスポットのメンバーに太ももで台を作ってもらって、そこに立ち、	そのあとは、スタッフの肩を踏んで上がる！安全も含め、スタッフも含めて総動員！

後ろの順番のメンバーに、太ももで台を作ってもらって上がる！	後ろのメンバーは、とっても太ももが痛い、重い！思わず、「無理！」と、台を崩したいところですが、登っているメンバーの身を守るために、耐える！みんな、ナイススポットの滝でした！よく、耐えた！	ようやく、バックアップのスタッフが、先に見えて来ました！「おーい！やって来たよー！！」

「ふー！寒い！」「やっと、着いたー！」本当に、本当によく頑張ったぞ！	川岸に上がって、寒さしのぎにみんなで、たき火中。あっという間に、火が起きる所もチャレンジ隊！	たき火を囲んで、お昼ごはんの幸せなひとときなのでした。

ここから先は、しばらく平坦なルート。子ども達もひと安心。	杉の流木を見つけて、天然のサーフボードをしているところ。	「魚、めっちゃおるやん！！」

ダーイブ！！	天然ウォータースライダー！！ゆっくり、進んでいるかと思えば、	急に、ヒューンと流れる！！

寒い！寒い！と言いながら、震えながらも何度も、流れる、みんななのでした。	さぁ、ここで、ようやく、今日のゴール！！おつかれさま！！	しかし、この少し先に、スタッフも苦労する滝があると聞くと、

またまた、アタックしに、出掛ける子ども達でもありました！	キャンプ場に戻っても元気！元気！あれだけ、エネルギーを使ったはずなのに！！	シャワークライミング中に、ちゃっかり、手づかみで獲っていた、テナガエビやモクズガニもきちんと戴いて、今日は、熟睡のみんななのでした。
3日目

さて、3日目。今日は、約束通り、ゆっくり沢遊び。	我慢していた、網を使っての、エビ獲り、魚獲りが、思う存分できる！！	「小滝登りも、エビ獲りも、どっちもしたいんやって！」

「ヤッター！自分で、テナガエビ獲れた！！」。これも、子ども時代にとっても大事な、遊びの中のチャレンジ！たいしたもんだ！	こちら、魚のワナを仕掛け中。	あれ？！どうしたの？？

協力作戦で、見事、大きなモクズガニを捕まえたのでした！	こちら、下流組！「ダーイブ！」	まだまだ、飛び込む！飛び込む！

昨日、アタックを、真正面からやり切った自分を知っているから、遊びがおもしろい！	流れがあると、思わず登ってみてしまう！それで、登れてしまう自分が、また何だか誇らしい！	こちら、手に持っているのは、仕掛けで獲った魚、何と100匹！

川原で、すぐに、さばいて、料理して、	3人で100匹食べるの？！いいえ、最初から、チャレンジ隊全員におすそ分けをするつもりで料理したのでした！	「ひとり、6匹食べられるよ！」「ありがとうー！！」とみんな。お互い様、おかげ様が、知らない間に、たくさんあった3日間。そして、圧倒されるパワーに、真正面からぶつかって、押し返していった3日間。どちらも、きっと、これからのみんなの日常や、未来に必要なこと、そして、これからのチャレンジ隊にも必要なことだと思います。さぁ、これからの活動にも、圧倒されず、真正面から、みんな全員でがんばろう！今回、本当に本当に良く頑張ったね！本当にお疲れ様でした！（ハギ）




第１回活動<< ● >>第３回目活動

～シャワークライミングに挑戦！沢で滝のぼりアタック！パワーに真正面からぶつかっていく体験！～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。ぐずつく天気でしたが、活動、水量に影響なく、3日間、沢のチャレンジをしてきた子ども達。シャワークライミングでは、押し寄せる水のパワーに、負けない、逃げない！見事、個人、そして皆の力で滝をクリア子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府教育委員会、枚方市教育委員会、大阪市教育委員会、守口市教育委員会、京田辺市教育委員会