オーバーナイトハイク！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」|自然、冒険、野外体験活動

1日目～２日目

ジュニアコース５回目の活動は、「オーバーナイトハイク」に挑戦！	夜を徹して、枚方から、海まで自分の足で歩いて行く挑戦だ！	休憩場所があるわけでもない！カウンセラーは、安全と道順以外は言わない！さぁ、チームでチャレンジ！

スタートまでは、レーション（携行食）を買出しして、パッキングして、仮眠タイム。「おーい！起きろー！！」	夕方１７：００には、目覚めて、さぁ、いよいよ、自分達の足で出発だ！	心配していた雨も、スタート地点に着くとぱっと上がり、

さぁ、ヘッドランプもＯＫ！心と体の準備ができたチームから出発だ！	１７：４０頃、何分か間隔で、枚方市駅前を全チームがスタートしていきました。	期待半分、不安半分！でも、スタートしたらやるしかない！覚悟を決められたメンバーは活き活きと力強い！

でも、みんながみんなそうではありません。最初の５ｋｍ地点に着くまでは、まだまだ不安心配と心の中で闘っているメンバーも沢山います。	まずは、自分で買出しした行動食が楽しみなメンバーも沢山います。	色々な気持ちが錯綜するけれども、自分で覚悟を決めていくしかない！自分の心を、自分でプッシュするしかない！挑戦なのですから！

５ｋｍ地点に到着！５ｋｍの感覚がわかると少しほっとした気持ちに。また、意外に行けるかもとも思えてくることも！	いいペースで、まだまだ体も余裕あり！！	アドベンチャーキッズスクールは、決して楽しいことをするための場所ではありません。

自分たちの力で、できるかなどうかなと想うことに、挑戦する場所です。	楽しいことばかりではなく、心の葛藤があったりや、心の振り子を色々な方向に揺らして挑戦したり、時に苦しいことも起きてきます。	その代わり、簡単に楽しくできる物では味わえない、本気でやった者しか、経験した者しか、挑戦した者にしかわからないことがたくさん起きてきます。

充分では無いかもしれませんが、そんな子ども時代にしかできないぼうけんや挑戦ができる場所でありたいと考えています。さて、10ｋｍ到着！	まだまだ、体力的にも余裕の各チーム。さぁ、子ども達の心の内はいかに！！	学年の差が大きな今年のジュニア。３年生も、５、６年生、中学生に喰らいついて行きます。頑張れ！！

１０ｋｍを過ぎると、少し足にも変化が！少し、違和感や痛みを覚え始めます。	そうなると、だんだんと、上級生達の出番！自然と前に出て、チームを引っぱって行きました。	１５ｋｍ手前でも、まだまだにぎやかなこちらのチーム。

１５ｋｍ到着！足の痛いメンバーも出てきています。	時間は、夜中２３：００をまわり、少々眠気もやってきているようです。	この１５ｋｍ以降が、オーバーナイトハイクの本番。踏ん張りどころ！！

先頭は、メンバーの様子を見ながら、頑張って引っぱる！実は、先頭は大変！こちらは５年生が引っぱる！	始めて出会うような足の痛み。他のメンバーも心配そう。マッサージをして、回復を願う！	休憩時には、できるだけ体操をして、足をメンテナンスしなければ！

「眠たい。寝たい」。非常につらい時間帯が子ども達に襲い掛かります。	携行食でしっかりエネルギー、水分を補給することも大事！	補給したら、寝ているメンバーもスクっと起きて、いざ、海まで歩みを出す！

一度、寝転んでしまうと、もう一瞬で夢の中へ行ってしまうことも。つらい所だけれども、頑張れ、がんばれ！	１５ｋｍから、２０ｋｍは、休憩が急に増えて、本当に遠く感じる区間。足も痛く、心も弱気になっていく区間。	自分のことでいっぱいになりそうだけれども、そこをいつもより少しだけ頑張ってみる！こちらの班は、元気なメンバーも足の痛いメンバーもおかげさま、お互い様で進み、元気！元気！

でも、やはり眠たい！ここで負けるな！乗りこえろ！頑張れ！みんなならできるはず！	先頭のチームが２０ｋｍ地点到着！こちらは、とにかく、速い！	眠気がありながらも、ハイペースで進んできた！

ふと、座りながら眠っても、誰かの「そろそろ行こう」という声で、ぱっと立つ！	そして、前へ進む！強い！	こちらのチームも２０ｋｍ到着！

みんな、眠気のピーク！	あきらめる気はさらさらない子ども達。でも、眠たさや、足の痛さ、出てこぬ25ｋｍ地点に、心の中は「ちくしょー！！」といった気持ち。	地図を見て、あとどれくらいなのか？考えればあと、6.5ｋｍ。でも、6.5ｋｍも！どう思うかは、みんなの心の持ちよう！

先頭のチームは、スピードを落さず、一気に25ｋｍも越えて、	最後、あと、1ｋｍ！このあと1ｋｍがつらいところ！	最後、２６．５ｋｍゴールへの一歩！海までの26.5ｋｍを自分の足で歩ききった！

午前４：３０！速い！良く頑張った！まだ周りは暗いままです。１0時間53分、枚方から大阪湾まで自分の足跡をつけてきました。ナイストライ！	その頃、他のチームは。２０ｋｍから２５ｋｍへ向かっています。苦しい場面が続いています。	先頭班は、ひと足先に、ゴールで仮眠。一瞬で、熟睡に入りました。本当におつかれさま。

その頃、他のチームは。２３ｋｍあたりで、黙々と格闘し続けていました。	夜が明ける中、一歩一歩ゆっくりと進んでいきます。	呆然としてしまう瞬間も。

それでも、みんなで進み、25ｋｍ通過！あと、1.5ｋｍ！	こちらのチームは、２５ｋｍ通過を知らず「まだ、２５ｋｍ着かないの！！」と怒っている！「過ぎてるよー！」との声に、うれしい「えっ！」	足の痛いメンバーもがんばり続けています。みんなで、痛みを何とかできないか考え続けて歩いてきました。

「おれのせいで遅くなってごめんな」という声もありました。本来、子ども達は本当に様々な力を持っていることに、あらためて驚かされます。	こちら、一瞬座った瞬間に、「グー」。寝てしまいましたが、	帽子をとると、目が「パチッ！」。

さぁ、灯台まで来た！のこり２５０ｍだ！本当に、頑張れ、がんばれ!	ゴール手前の芝生に入ってきました！ゴールが50ｍ先に見えている、けれども、	ベンチでひと休み、ひと休み。本当に、足が痛いのです。元気なメンバーも、一緒にひと休み、ひと休み。

さぁ、こちらの班は、ゴールまでまっしぐら！	ゴール！２６．５ｋｍ地点！みんなで、コツコツ頑張り続けたこちらの班！時刻は朝の６：５０！１３時間１０分！よく、最後まで頑張った！	最後、ひと休みしていた班も、ゴール！！

本当にうれしそうな、こちらの班！自分に誇られる２６.５ｋｍだったのだと思います。	全員、無事、完歩！！長い距離、足の痛みをこらえて頑張った！	ゴールで、にわかに、軽やか！本当に今日は頑張ったわ！と思えた時、とても素晴らしい楽しさ、喜びがこみ上げてきます。

だた今、朝の７：１０！１３時間３０分！全員で完歩できて、おめでとう！本当に、自分達でよく頑張った！ナイスチャレンジだ！	本気で自分頑張れたと思えたときの喜び、楽しさは一瞬。しかし、その一瞬は、日頃よりも、大きく大きく心が揺れる瞬間でもあります。	そんな、心の振り子が大きく揺れる経験が、自己信頼感や、自分の可能性を信じて、前へと挑戦していく源になるのだと思います。

全員、本当によく頑張った！自分達で頑張った！自分の足で頑張った！本当におつかれさま！	深い深い眠りに落ちたあと、テントからは、またいつものにぎやかな、みんなの声。	体が痛いのかなと思えば、草相撲に参戦してくるメンバーも！

さすが、子ども達。元気、元気！相撲もおもいっきり！	健やかに、心豊かに、強く、たくましく、これからも大きくなっていってほしいと願っています。	完歩証明書を受け取って、オーバーナイトハイク完了！できるかどうかなと想うことに、おもいっきりぶつかっていき、自分の可能性を広げていくこと。残り３回は、おもいきって、チャレンジしていきましょう。今回、みんな、本当によく頑張ったね！（ハギ）




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～ひらかたから、海までの２６．５ｋｍのオーバーナイトハイクに挑戦！自分の可能性を開く体験！！～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。心配された雨も、スタート直前にあがり、枚方から、自分の足で、自分達で、大阪湾まで長い長い距離を歩みだした子ども達。苦しいこと、楽しいこと、珍道中。頑張って完歩した瞬間、自分が広がっていった子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､大阪市教育委員会､守口市教育委員会､京都市教育委員会､京田辺市教育委員会