伊吹山・ピークチャレンジ！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」2015ジュニアコース


ジュニアコース1回目の活動は、伊吹山ピークチャレンジ。	1377メートルの伊吹山登山に挑戦です。落石注意、熱中症注意。安全の確認をしたら、さぁ、出発！	高速道路からの伊吹山はとても大きかった。

そのどこを自分たちが登っているのか・・・。途方にくれます。	5月とは思えない天候。なかなか足取りが軽やかになりません。	一合目からは、昔スキー場だった草原を登ります。

燦燦と照りつける太陽。暑い。とにかく暑い。	スタート地点で、ぬらしてきたタオルもどんどん乾いていきます。	あれれ、何持ってるの？！大きな岩。運べるところまで運ぶそうです。

気がつくと、眼下には琵琶湖が見えてきました。	どこからか、木の杖をみつけて、いい感じ。	ああ、でも、この坂道はいったいどこまで続くのだろう・・・。

伊吹山のどのあたりを今歩いているのだろう・・・。	こちらのチームは、時間のことがとても気になります。約束の時間までに登ることができなかったらどうしよう・・・。あせる気持ちも出てきます。	2合目を抜けると、また違う景色が広がっています。でも、まだ山の頂上は見えません。

一歩、一歩進むしかないのです。	山登りは、得意な人、苦手な人がいて当たり前。	今日あったメンバーと、どうしていくのか、自分達で考えて、進みます。

3合目手前までやってきました。	あれっ、あれが頂上！！ガーン。まだまだ先が長いと知ると、子ども達の気持ちも、折れそうになります。	あの上までいくのか、行けるかな、行けないんじゃないかな。不安がよぎります。

どの班も、3合目で昼食。時間がもう無いということも気づいています。	時間は無い、でも自分達はどうしたい？「やっぱり頂上に行きたい！」	この日は、他の登山の方も多く、登山道は譲り合い。時間も相当かかります。下山完了の待ち合わせの時間を急遽変更。

3班、只今5合目休憩中。よし、それならいけるぞ！とやる気復活。	今日はじめてあった仲間ですが、お互いに登りやすいスピードはどれがいいのか、どの順番で登るのがいいのか、色々と考えて試してみる。	2合目から決めた登る順番が、自分達にとって、とてもいい！ということを皆で納得。休憩の時間も短めにとって、コツコツと高度を稼ぎます。

1班5合目到着。目の前には、急峻な山肌。そこを登る人たちの小さな影。あそこを登るのか・・・。	空がぐんぐん近くなります。	ここからは、ジグザグと続く急な登り。しんどいですが、知らない間に、高度がどんどん上がっていきます。本当に気持ちいい！

急な岩場も怖がることなくチャレンジ。	いいぞ、その調子。みんななら頑張れるぞ！	6合目真下の非難小屋が見えてきました。さっきはあんなに小さかったのに、もうすぐ近く。嬉しくなります。

休憩も、自分達で考えて、短めにしています。	大人のスタッフが先頭で、ペースを決めたり、休憩を決めていく登山ではありません。	子ども達が、自分達で登っていく山登り。みんな、たくさん頑張っています。

景色はとても綺麗。だけれども、もう時間が間に合わないかもしれない・・・。	地図で現在地を確認中。	8合目を過ぎて、9合目手前まできました。もうここまできたら、頂上目指していくしかない！

9合目が見えた！	3班頂上到着。自分達の目標達成のために必死に頑張った分、みんなへとへと。	1班も、頂上まであと少し！

ああ、ついた～。よかった～よかった～。	頂上からの景色、	頑張れた自分に、ほっとする。

自分達の目標を自分達で達成できたからこそ感じる開放感。満足感。ああ、空気が美味しい！！	ひとしきり頂上を愉しむと、おお寒い！そうです、ここは標高1377m。下界よりも、8度ほど気温が低いのです。自分達が登ってきた高さを実感。	続いて、2班も無事ゴール。ああよかった、本当によかった。

頂上でもう少しゆっくりしていたいけど、もう下山しなくてはならないのも、子ども達はわかってます。	さぁ、怪我をしないように、下山するぞ！	登りは、大変だったけど、下りはいい調子だぞ。

登りとは違う景色の拡がりに、心がワクワクしてきます。	3合目の小屋がどんどん近づいてくる。	ふと後ろを振り返ると、先ほどまで自分達がいた伊吹山頂上。ええ、あんなところにいたの？！なんだか信じられない。

大きな山。諦めないで頑張れて本当によかったと、しみじみ思う。さぁ、ジュニアコースが始まりました!次回は、カヤックに乗って、琵琶湖で挑戦です！（あまゾン）




● >>第２回活動

～チャレンジすることを楽しむ。頑張れる自分、自分達の力を感じる経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。最後まであきらめず、頑張ってやりきった子ども達。大変なこともたくさんありましたが、やりきった満足感を充分に感じ、頑張れた自分達の力をたくさん感じた子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､守口市教育委員会､京都市教育委員会､京田辺市教育委員会