トワイライトハイクに挑戦！/子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」/ミドルコース（小学生3年～6年生）/大阪府枚方市


ミドルコース6回目は、「トワイライトハイクに挑戦！」というテーマで、夜の山のぼりに挑戦です！	まずは、自分たちのベースとなるテントをたてて、	自分たちの寝袋もどんどん運ぶ！早い！あっという間にテントをたて終え、

今度は、夜に向けて荷物のパッキングを行います。	忘れ物をしないように、自分で確認をしながら慎重に準備します。	今回は、トワイライトハイクともうひとつ、昼間の時間を利用して、次回の活動「ミドル１日旅に出発！」の旅の計画を行います。

決められた予算をもとに、各班ごとに自分たちだけの１日旅。	なにをするのか、どこへ行くのか、移動手段、時間もすべて自分たちで計画して、次回は自分たちの１日旅に出発だ！	これをやってみたい！ここに行ってみたい！一人一人考えは違って当然。

唯一のルールは、全員が納得していること。チームでひとつのことを決めていくことは大人でも大変なことですが、	子ども達は、本やガイドブックを参考に、色々なアイデアを出しながら、なんとか前に進もうと頑張ります。	予算は足りるかな？それもとっても大事なこと！

なかなか決まらず、苦労することももちろんあります。	そこでふんばって頑張るからこそ、みんなの思いがうまくかみあい、話がテンポよく進んだときには、いい旅になりそう！と嬉しくなります。	施設や、交通手段も、自分たちで電話で問い合わせをして確認！無事聞けるかどうか、緊張する瞬間。周りのメンバーも真剣な表情で見守ります。

1日目の旅の計画を終え、各班ともに、おおまかな行き先は決まった様子！	計画がひと段落したところで、今日は、夜のトワイライトハイクに向けて早めの夕食作りにとりかかります。	「うん、おいしい！」キャンプでのごはん作りも慣れたもの。とても手際よく、早くに完成！

夜になり気温が一気に下がってきましたが、手を顔にこすりあわせると、温かいよ！とまだまだ元気な子ども達。	登山に持っていく行動食のおにぎりも自分でにぎって、準備は万端。	さぁ、トワイライトハイクに向けて今日はもう寝よう。ただ今、夜の8：00前。おやすみなさい。

そして、夜中の3：15。	まだまだ眠たいはずですが、すっと起きてそれぞれ準備を始める子ども達。気持ちの準備も万端です。	出発前に地図をもう一度確認をして、

真っ暗な中、ヘッドランプの明かりを頼りに、山頂めざしていざ出発！	今回登るルートは、「きゅうざかの道」名前の通り、登山口からは、急な木道の階段が続きます。	さぁ、がんばっていくぞ！

前をいくメンバーは、後ろのメンバーがついてこれているか、気にかけながらいいペースで引っ張っていきます。	後ろのメンバーは、前のメンバーのペースについていこうと一生懸命頑張って登ります。	登山は早い人と、頑張ってもゆっくりな人がいて当たり前。お互いさま、おかげさまの気持ちがあるから、全員が気持ちよく頑張ることができるのかもしれません。どんどん前へ進めると、気持ちにもエンジンがかかり、早く頂上へ行きたい！とペースも上がる！

きゅうざかの道は、距離は短く、一気に山を登りきる大人でも大変なルート。休憩で行動食を食べて元気を復活させ、	再び、がんばります。	前をいくこちらの班が、頂上直下に到着。もうすぐ頂上！と早足になり頑張ります。

頂上到着！「うわ～すごい！すごい！」	目の前に拡がる大阪の夜景に、これまでのしんどさも吹っ飛び、しばし見入る子ども達。	霜が降りたベンチが真っ白になり、雪が積もっているよう。初めてみるものに新鮮に驚きます。

こちらの班も、間もなく頂上！木道にも霜が降りて、真っ暗ななかにきらきらと光り、とてもきれい！色々なことを発見しながら、楽しみながら頑張ります。	着いたー！よく頑張りました！	こちらの班は、途中で、頂上で朝日を見たいと思っているメンバーと、しんどさからもうここでいいと思っているメンバーにわかれたため、自分たちで目標を再確認してから、再出発することに。そこからスタッフは遠く離れて見守り、自分たちだけでなんとか頂上まで行かなければ！と子ども達のお尻に火がつくと、

ひとりひとりの持つ力が発揮され、自分たちで、頂上まで無事到着！	やろうと思えば出来るんだ！そんなことを感じた子ども達なのでした。本当によくがんばりました！	山頂は、約4度。寒さもありますが、子ども達は山頂に着いた喜びから元気一杯！おしくらまんじゅうをして身体を暖めます。

しばらくすると、東の空が明るくなってきました。	徐々に空が明るくなり、山の上から初めてみる光景に、子ども達の心は大きく揺れ動きます。	楽しみにしていた日の出。時計を何度も確認しながら、今か今かと待ちます。

ススキでスタッフにいたずらをしたり、	チャンバラをして遊んでいるいると、雲の隙間から太陽が出てきました！	「うわ～きれい！！」

頑張って登ってきた甲斐があったと、喜びもひとしおです。	暗いときから山にいるので、とても長い時間山のなかにいるような不思議な感覚になります。	明るくなり周りが見えるようになると、今度は探検に行きたい！と山を登ったり下ったり。

まだまだ山のなかで遊んでいたい子ども達でしたが、そろそろキャンプ場へ帰ろう！	登りは真っ暗で何も見えなかったこともあり、「違う山を歩いている気分！２種類の山のぼりを楽しめてラッキー！」と何ともたくましい。	とてもいいペースで自分たちでどんどん下っていきます。

「帰ってきたー！」無事帰ってきて一安心。かと思えば、まだまだ元気にチャンバラごっこ！	朝ごはんを食べて、仮眠タイムです。「全然眠たくない！」と口々に言っていた子ども達でしたが、やはり身体はとても疲れています。テントに入ってしばらくすると、すぐに眠りにおちたのでした。	お昼過ぎまで仮眠を行い、帰るまでの時間は、旅の計画の総仕上げ！

電話で確認したいことを自分で紙に書いて、準備は万端。ダイヤル式の公衆電話にも、どきどきしながらも上手に確認することができました！よくがんばった！	最後に、旅のもちものも自分たちで考え、旅の計画は完成！最後までよくがんばりました。	みんな、トワイライトハイクに旅の計画に、身体と頭を目一杯使って2日間本当によくがんばりました！次回は、今回自分たちでたてた計画をもとに、自分たちの1日旅に挑戦です！楽しみにしていてください。（かもちゃん）




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～夜の山のぼりに挑戦！ワクワク・ドキドキ、新たな挑戦から自分の世界を拡げる経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。真っ暗ななか急な山道も乗り越え、全班日の出前に山頂に到着。一面に拡がる夜景に心躍らせ、山の上から見る朝日に、登ってきてよかったと頑張った自分、自分の世界の拡がりに心揺らした子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､大阪市教育委員会、守口市教育委員会､京田辺市教育委員会