武奈ヶ岳チャレンジ！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」2014ジュニアコース




● >>第２回活動

～新しい出来事も、失敗を恐れずにおもいっきりやってみる。やってみて自分の世界を拡げていく経験～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。心配と不安の中で１回目の活動を無事に終え、ジュニアの一年間の始まりに、心新たに、楽しみな気持ち、自分で自分を勇気付ける気持ち、プラス・マイナスどちらにも心揺らした子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､守口市教育委員会､京都市教育委員会､京田辺市教育委員会


さぁ、ジュニアコースが始まりました。	１回目の活動は、武奈ヶ岳チャレンジ。標高1214メートルのブナガダケ登山に挑戦です。	登り始め早々、つづらおりの、つづら阪。心臓破りの急登です。

これが、あの、「エェ～」とおもう坂かぁ～。	登れど登れど、先が見えない。いつまで続くの！このまま、こんな坂が続いたらどうしよう。心配な気持ちも出てきます。	キッズコースの時に登ったクロソ山もこんなんだったな～。

ミドルのときのぼった六甲山も、しんどかったなぁ～。	でも、大丈夫。きっと終わりはあるはずだ。そう思える気持ちは大事だね。	タフな山に、タフに挑戦していこう！

急な坂を登りながらも、みんな、マイ杖を見つけています。	おっ、なんだか、先が明るくなってきた！	あと少しで稜線です。空が明るくなり、気持ちも明るくなってきました。

気持ちの良い、木立が続きます。	先ほどまでの急坂がうそのよう。	少しずつ行動を上げながら、どんどん進もう。

休憩の間に、木登り中。	木にぶらさがったり、	平均台のように登ってみたり。冬に積雪があるこの山の木は、斜面にそって、木の幹が倒れていて、子ども達にとっては、絶好の遊び場となっておりました。

さぁ、そろそろ行こう！	稜線をどんどん進むと、見晴らしも景色もどんどん広がります。	あれが、目指す武奈ヶ岳。

うわぁ、まだまだ遠いぞ～。見えて嬉しいような、悲しいような複雑な景色。	休憩を長く取りすぎると、帰れないかもしれないという心配も、出てきました。	さぁ、もう一分張りだ。

気持ちはあるのですが、やっぱりしんどい。	このしんどさが、いつまで続くのかそれも心配。	しんどくなってくると、メンバーのことよりも、自分のことばかり考えてしまい、

メンバー全員が、大きく離れ離れになって歩くことも。	それでは、いけません。安全は、スタッフだけに守ってもらうものではなく、自分達でも守る気持ちを持たなくてはなりません。	さぁ、ひとつ手前の御殿山に到着。ここがゴールだったらいいのになぁ～。

一歩進むごとに、展望はどんどん広がります。	さぁ、頑張れ自分。と自分にエール。	後ろを振り返ってみると、先ほどまで自分達がいたところが、豆粒のように見えます。気づかぬうちに、結構歩いているんだな。

最後の急坂をのぼれば、あと少し！	頂上到着です。	疲れた～。

ここが、一番高い所に違いない。ここで記念写真とって！	心配だった登りが終わり、子ども達の緊張感がどこかへ飛んでしまい、しばし、自然に対して横柄な態度に。出来るし、やれるしと思っていても、自然の中では、人間の力ではどうすることもできないことがたくさんあるのです。	最後のチームも、無事到着。

みんなで記念撮影。ところが、忘れてはいけません。今から下山です。下山が一番怪我しやすい。再度緊張感をもって、安全に下山して武奈ヶ岳登山が終了です。	帰り道、本当にこの道でいいのか、遭難したのではないのかと心配になることがあったそうです。スタッフについていく登山ではなく、自分達で進んでいく登山。そういう心配な気持ちも乗り越えて、頑張るからこそ、自分達の経験となるのだと思います。	気を引き締めて、帰ろう！

無事、下山完了。冷たすぎるほどの水路の水で、疲れた足を冷やします。	さぁ、ジュニアコースがはじまったなぁ～。じわじわと感じている子ども達でした。次は、カヤックに乗って、びわ湖へでかけるぞ！