ソロ・ビバーク！/子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」/チャレンジ隊（小学生4年～中学生)/大阪府枚方市

1日目

チャレンジ隊4回目は、「ソロビバーク！」。	ソロで、1泊のテントなしの野営（ビバーク）に挑戦だ！	1泊2日を、本当に、全部ひとりでやりきる！さぁ、行くぞ！！

まずは、自分の寝床作りから！ここから、翌日12：00まではソロタイム。	自分で、買出しをした資材で、自分の寝床を作っていきます。	みんなの頭の中のイメージにあるものが、果たして順調にいくでしょうか？

こちらは、完成だそうです！今日は、野宿をやってみる！	経験のあるメンバーは、落ち着いて進めていきます。経験は心をタフにしていることに気づけます。	こちら、ロープを試行錯誤。

進めていくうちに、想っていたようにはいかないことが沢山でてきます。	こちらは、ツェルト型が完成！中には畳が！！	こちら、ダンボールハウスの完成！でも、「これで行くか！」

「窓、つけた！」。夜の星空に向けて、うまく出来た！！	こちらも、慎重に、竹と紐で、試行錯誤をしています。	そんな間に、これまた経験のあるメンバーは、寝床を終わらせ、早々にごはんの用意に！はやい！！

その裏では、どうしようもないこと、	でも、どうにかしなければならないことが起きているメンバーも。	それらを、何とか、何としてでも、ありとあらゆる方法で、自力で乗りこえることが、ソロの成功の鍵！Never Giveup！負けるな！！

こちらも、ツェルトの完成！上手に、張り綱を張って、立派なものが完成しました！	一瞬、どうしよう、どうにもならないと呆然としてしまっても、何とかしてやる！	色々な決断を繰り返しているうちに、「よっしゃー！！」。「うまくいった！！」。それが大事な経験。それが挑戦！

そして、それをひとりで乗り切ることは、とてもかけがえのない経験です。	寝床作りは、概ね、みんな完成！	さぁ、この後は、夕食作りです。今回の20時間ソロでは、夕食、朝食も、もちろんソロビバークに含まれるのです。

いつもは、班のみんなと自分達でやる夕食作り。お互いフォローしあえますが、	今日は、自分ひとり。自由にやれる代わりに、成功も失敗も、責任も全部自分に返ってきます。真摯に挑戦の子ども達。	火おこしをして、ソロ用なべ、調理器具で、夕飯を調理していきます。

火おこしは、今日は、みんな絶好調！とても心配していたけれども、自分でうまく出来た！！	お米もうまく炊けて、夕食は、みんな早めに完成！、	スープにするメンバー、野菜炒めにするメンバー。食材は一緒ですが、それぞれの自分の夕食。

ほっと息をつくひとときです。	自分の道具の管理、明日の朝食の食材の管理も子ども達。	夕食を終えたメンバーは、自分なりに、就寝時間まで時間を過ごして行きます。

自分の寝床で、本を読むうちに、うつろうつろ。	こちらは、半袖半ズボン、プチプチシートで野宿に挑戦！さすがに、このあと、寝袋は登場しました。	「中、あたたかい！広いよ！」。

さぁ、今の所は、小さな壁に当たれど、概ね順調。ひとりで、寝床で就寝に入る子ども達でした。
2日目

翌朝。ぐっすりのメンバーもいれば、朝早くからゴソゴソしているメンバーも。	起床は7：00以降ならいつでもかまいません。自分で時間の使い方も自由。	7：00を過ぎると、なぜか走ってごはん作りに入る子ども達。

昨日は、ほぼ順調だった火おこし。朝は、湿り気があって、昨日のようにはうまくいかない！	自然相手は、思い通りにいかないことばかり。さぁ、火は着いては消え、着いては消えの繰り返し。	「あー。あかん」「もう無理やって」「マッチなくなった」「新聞（炊き付け）無くなった」

何とかせねば！ガムテープを薪に巻いたら、炊き付けになるかなぁ？	できないじゃなくて、いかにやるか！さぁ、みんな、どうにもならないことが起きた今が、まさに、勝負所だぞ！	何か、炊き付けになって、火種になる物はないか。それぞれ捜索中。

7：00過ぎからはじめた朝食作り。実はもう、10：30.	それでも、あきらめる気持ちはさらさらない子ども達。本当に我慢強いチャレンジ隊の子ども達。さすがです。	「マッチ、最後の1本で着いたぁ！」。最後の1本では無理と決める前に、やってみなければわからないと、気持ちを奮立たせたようです！その通り！！

「こちらは、順調だったよ！」。それはそれで、とても素晴らしいこと！	自分の状況を考えて、投げ出したくなることもあるけれども、あきらめないで、そこから我慢強く、今の自分を越えようとすることがとても大事。「ススキを炊き付けにしたら火着けられた！！」	経験のあるメンバーは、火が着いたり、消えたりしても、あっという間に調理終了。のんびり朝ごはん。経験というものは、本当に心をタフなものにしてくれます。

粘って、粘って、我慢強く、最後まで頑張って、火が着いた！	時間はすぎて11：00。炊き付けになるものを探し、まだまだあきらめない！	紆余曲折4時間。泣き言を言わずに、我慢強く挑戦し続けたことは、本当にたいしたもの！火がついてうれしい！

こちらは、まだ、我慢強く、自分の力で何とかする！絶対にあきらめない！	ちょっと、落ち込んだりもしたけれども、あきらめないで我慢強くやってみたら、おいしい温泉卵が出来た！おいしそう！！	火おこしは、一旦火が消えると、ショックも大きく、心が折れやすいもの。それをよく、頑張れた！たいした心だ！

最後の最後まで、本当に我慢強く、凜と振る舞い、堂々と挑戦！よくやった！	洗い物もきちんとして、	装備撤収、資材解体、車への積み込みも、もちろんソロ、自分で！最後までしっかりやれた子ども達。

朝食作りにとても時間が掛かったけれども、撤収をして、集まる、約束の時間にも間に合わせる！「よし、撤収しにいこっと！」。本当に強い！！	2日目12：00、ソロ終了！お疲れさま！！	1泊2日のソロでの野営を、全部ひとりでやり切っていった子ども達でした。どうしようもないこと、どうにもならないこと、でもどうにかしなければならないこと。それを、何とか、ありとあらゆる方法で、自分で決断して、自力で乗り切る、やり切る。とても我慢強かった子ども達。料理や、寝床がうまくいったということよりも、その過程にあった何にでも共通する、我慢強くできる自分、どうしようもないことをどうにかしていこうとできる自分に、着目してもらい、日常でも、チャレンジ隊でも、力強く、大きく前へ進んでほしいと願っています。1泊2日ソロ、お疲れ様でした！（ハギ）




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～ソロで、１泊の野営に挑戦！本当に、全部自分ひとりでやってみる！どうしようもないことを乗り切る体験
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。年間の予定は「シャワークライミング」でしたが、台風の影響により、日程変更及び予定活動を変更させていただき、「ソロ・ビバーク」の1泊2日を実施させて頂きました。我慢強く、ソロで１泊の野営に挑んだ子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府教育委員会、枚方市教育委員会、大阪市教育委員会、守口市教育委員会、京田辺市教育委員会、京都市教育委員会