サマーキャンプ・化石キャンプ！2018_子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」夏休み自然体験

活動の様子
1日目

夏休みキャンプひとつめは、化石キャンプ。キャンプ場につきました。	キャンプ場のおじちゃんが、教えてくれた涼しいところは、なんと川！	上流に人が住んでいないので、飲んでも大丈夫なくらいきれいな川です。

むふふふ～。やっぱり泳いでしまいました。	暑いからだも瞬時に冷えて、クールダウン終了。	パンツが乾くように、太陽に向かって自分を干しておりました。

本当は、テントをたててから行く予定でしたが、川あそびをしたので、そのまま、地元の博物館へ。	明日化石探しをする地層からとれた化石などがてんじされています。	一億数千年前の白亜紀の地層へ、想いをはせて。

明日の化石発掘に備えます。	キャンプ場に戻り、テントたてと、夕食づくり。	ごはんチームと、テントチームに分かれてすることにしました。

テントチームは、なんと４つのテントを立てます。	ごはんチームは、なんと、２５人分のごはんを作ります。	どちらもいい感じで進んでいき、子ども達どうしも、なんだか少しずつお知り合いに。

太陽が沈む前に、ごはんを食べて。	立てたテントで遊んでおりました。日が暮れると、気温がぐんぐん下がり、２３度。明日に備えて、早めに就寝した子ども達でした。
２日目

いよいよ、二日目。地元の化石の先生とともに、発掘現場へ向かいます。	山道を登ります。あとから来るメンバーを待つ間、誰かがはじめた石割。	あっという間にみんなにひろがり、とんちんかんちん叩いています。

なんと、落ちている石から、化石が！	化石発見のコツは、いつもより、ちょっとだけ、いえいえ、よーくよーく石を見てみること。	やみくもに、ハンマーでたたいてしまうと、化石に気づかずに、粉々なってしまうこともあるかもしれません。

とにかく、コツコツ、コツコツ石を見て、石を割り、また見る。	そして、最後に、実は「運」も関係します。	今日の占いは、ランキング何位くらいだろう・・・。

子ども達の目の前に落ちている石、岩は、白亜紀の地層のもの。昔は海の底だったのが、今自分の足元にあります。そのことを不思議に思ったり。	その時は、どんな海だったんだろう・・・。いろいろ思いながら化石を探しております。	すると、あった！の声。先生もびっくりの立体的な形のまま出てきたアンモナイトの化石。

暑いので、日陰で一時間ほど休憩。はやく作業をしたい気持ちもありますが、休憩も大切です。	自然のクーラー。なぜか、ここは、涼しい風が通るのです。	さぁ、充電完了。

昼からも、とにかくコツコツ、コツコツ探します。	石を探している時は、それぞれの子ども達のそれぞれの気持ちの動きがあったように思います。	でも、みんな楽しそうに、石を探し、石を割っておりました。

あまりにもみんなが一生懸命なので、化石の先生が、がけをのぼり、新しい地層を削ってくれました。	そして、またコツコツ、コツコツ探します。	みつけた人も自慢するのでなく、みつけなかった人も、最後は、残念な気持ちはありながら、文句も言わず、なんだか、みんなえらいなと思いました。

暑い中、本当によく頑張れました。	そして、キャンプ場に戻り、みんなのお風呂？！へ。	昨日は気づきませんでしたが、足元の岩に、模様が刻まれています。

汗も砂埃も全て流れて綺麗さっぱり。	すごく長い時間、化石ほりをしていたので、もう６時すぎ。	今日は、ご飯を作るチームと、休憩チームにわかれたのですが、結局、皆なにがしかにかかわっておりました。

あっという間にごはんをつくり、食べて就寝。テントにはいるとすぐに寝入っておりました。
３日目

あっという間に３日目。	今日は、別の場所へ移動して、川の中で化石発掘。	１６００万年前の海の地層がむき出しになっている河原で、化石掘りに挑戦です。

岸寄りにも化石はあるのですが、みんな、とにかく、川の中の化石を探します。	この白いの何？？貝の化石だよ！にっこり。	ずーっと、水の中を覗いています。

ほぼ、現代と一緒の貝が、大昔からあることを知ると、しおひがりで食べている貝の見方が違ってくる気がします。	学術的な価値や、お金としての価値はないかもしれませんが、そこには、夢やロマンが詰まっています。	自分がいいなと思える化石を探します。

なかなかおめあての化石がみつからないな～と言っておりましたが、巻貝の中が石化した化石をみつけておりました。うらやましい～。	こんこん、こんこん、石をわります。	そして熱くなったら泳ぐ。

２枚貝のあわせた形の化石をみつけておりました。	サメの歯をみつけたい。頑張ります。	なんだか、いっぱいあってこまっちゃう！

とても暑い日だったので、化石を探すのも、川にはいるのも半分半分。	流れている下には、化石が沢山眠っています。	自分の手のひらの上にある化石に太古の時代に思いをはせる。

地球の歴史を感じるではないですが、子ども達は、私たちおとなよりもたくさんのことを、化石掘りを通して感じ、自分自身の世界をひろげているようでした。	さぁ、もう帰るよ！	あっという間の３日間。みんなお疲れ様でした。（あまゾン）



～化石というロマンをもとめて、自分の世界を自分で広げていく楽しさに、心揺らす経験！～
主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会後　援：大阪府､枚方市教育委員会､交野市教育委員会、京都市教育委員会､京田辺市教育委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション