伊吹山・ピークチャレンジ！｜大阪府枚方市|子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」2016ジュニアコース


さぁ、ジュニアコースの一年が始まりました。	まず最初は、滋賀県いち高い山イブキヤマ1377ｍ登山に挑戦。	みんなで1377伊吹山制覇するぞぉ～！

0合目から1合目までは、樹林帯が続きます。	森をぬけると。・・・？山小屋がありました。1合目です。	1合目からは、昔スキー場だった草原を登ります。

大草原の中で、みんなが小さく見える。	とても高い山です。先ほどまで山全体を覆っていた雲がどんどん流れていき、晴れ間が見えてきました。	どの班も、子どもたちが自分達の力で登り切ることを目標に頑張っています。

前へ一歩ずつ進むのみ。	こちらのチームも、1合目到着。	気が付くと、後ろに先ほどまでいた下界の景色がドーンと広がっています。まだ、みんな気づいていません。

猪突猛進に頂上目指して登るのも登山。	自然を楽しみながら登るのも登山。	出会いを楽しみながら登るのも登山です。

２合目到着。休憩をこまめにとる作戦でしょうか、一回の休憩時間は1分から2分。	リュックを前にしょってみたらどうだろう。いろいろ試しています。	まだまだいけるぞぉ～。

ふと、後ろを振り返ると、自分達の登ってきた高さにびっくり。	うぉ～。	思わず見とれてしまいます。

大人が連れていく登山ではないので、３つのチーム。それぞれのペースで、進んでいきます。	２合目から３合目。自分たちが今、山のどのあたりにいるのか、地図をみても、皆目わからない。	ところが、カーブを曲がると、えっ、また山が見えてきたぞ。

そうです、あれが、今から登るイブキヤマの頂上部。	こちらのチームも、見晴らしのよいところまでやって来ました。	気温もどんどん上がってきます。でも、時間はどんどん過ぎていき、なんとなく、このままだと、予定時間内に頂上につけないかもと感じてきている様子。

頂上につけるかどうかが大事ではなくて、自分達はどうしたいかが大事だよ。	さぁ、3班は、3合目到着。	１、２班は2合目を目指して登ります。

3班はほとんど休憩らしい休憩をとっていません。	4合目到着。	どのチームも頑張っています。

それぞれががんばっているからこそ、待ってあげたり、我慢したり。	お互い様、おかげ様です。	3班、5合目到着。

避難小屋で、ハチマキをまいて	よしいくぞ！ついてこい！！	なぜか、走って山のぼり。

2班、3合目手前。	3合目からの山の景色を前、腹ごしらえ。	その頃、3班どんどん進みます。

他の班は、どこだろう・・・。	あれ、違うかなぁ～。	鉱物を探したり、生き物を探したり。つらいだけが登山ではありません。楽しみも忘れずに。

そうして、どんどん、少しずつ山の上目指して進んでいくのでした。	そのころ後ろの二チーム。目の前に立ちはだかる壁とご対面。いくしかないな。	そして、5合目到着。気持ちはあせりますが気が付けばごはんを食べていない。

３班もごはんを食べていません。	ああ、山の終わりが見えてきた！	9合目到着。そうしてすぐに10合目へ。

雲の流れが速い！まるで、下から雲が迫ってくるみたい！	1班は、きりのよいところ5合目で、お昼ご飯。	まだまだ先は長いのですが、気持ちは、みんな強い強い。

３班ラストスパート。頂上目指して進む。	伊吹山1377メートル制覇。お疲れさん！	時間もたっぷりあったので、頂上部を探索し、

なんだか、嬉しくなる草原でおひるねもしました。	同じ山なのに、全く違う時間が流れます。	山の様子がどんどん変わっていきます。

自分達の目標とするところが良く見える分、自分達の頑張りも、わかりやすくなりました。	一歩、一歩行くしかない。	もう気持ちは揺らぎません。上へ行ってみたい。そうです子ども達は、やってみたいのです。

スタッフもはらはらせめぎあい。	時間がないからと、あれこれと口や手を差し伸べて、形よくゴールすることはできるかもしれません。	でも、それでは、今まで子ども達が頑張ってきたもの全てが吹っ飛んでしまうような気がします。

たとえ、山頂につけたとしても、子ども達の中には何も残らないかもしれません。	スタッフは、ただただ、後ろから見守って、踏ん張ります。	おお～。ここまでこられたか・・・。

実は、2合目から3合目の間に、いちどくじけそうになったふたつの班。	自分達でいくぞとあらためて決めた時から、自分達の登山が始まっていきました。	なので、頂上についたら、嬉しくて仕方がない。えっ、まじ。これで終わり？！

いい顔だ！	みんな本当にいい顔だ。	さぁ、残す班も、9合目直下。

全員が同じペースになってしまうと、全員が遅れてしまう。	少しずつリードして、後からくるメンバーを待ち、励ます。	うわぁ雲が上がってきた！！

メンバーを待つ間、鉱物探し。	さぁ、稜線が見えてきたぞ！	9合目通過、残すは、頂上だ！

本当によく頑張った。みんなでやり切った。へとへとなはずなのに、みんないい顔だ！	先に下山したメンバーも、楽しそうな時間を過ごしています。	大変な山だということを、自分自身の経験から、実感している分、今山の中にいるメンバーに想いを馳せることができるのだと思います。霧の中の山頂に向かって、下からおーい、頑張れ～と自然に出ておりました。

子ども達でやりきった、伊吹山1377メートル、無事終了。	さぁ、ジュニアコースが始まりました。これから一年間、このメンバーでどんな冒険、挑戦、経験が待ち構えているのか、楽しみです。




● >>第２回活動

～ジュニアのみんなで、大きなことに挑戦。大きな自然、大きなことを成し遂げていく経験のはじまり～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。心新たに、みんな元気に出発。大きな大きな山の中で、途中、いろいろな方向へ、心は揺れ動き、最後、自分達で決めたことをやり切って、すっきりした、いい顔の子ども達でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、大阪府教育委員会､枚方市教育委員会､京都市教育委員会､京田辺市教育委員会