オーバーナイトハイキング！|2016_子どものための自然体験学校「アドベンチャーキッズスクール」


オプショナルスペシャル6は、オーバーナイトハイキング！	枚方から海まで、夜を徹して歩いていってみる！その距離、26.5キロ。出発までは、携行食の買出しや、	地図でルートの確認をして、準備を進めます。

初めてのメンバーも、もちろんいれば、２度目、３度目、なんと４度目の挑戦のメンバーも！	やりたいと自分で決めた挑戦。既に、みんなの気持ちは固まっています。	荷物のパッキングも、あっという間に済ませ、

出発までの時間は、夜中に備えて部屋で仮眠です。	そして、夕方の5時前。スタート地点に移動して、最終準備！	いよいよ始まる！！みんな、心配な気持ちは一切なく、ワクワクしている様子。

さぁ、みんなの準備は万端！	海へ向けて、みんなのオーバーナイトハイク、いざ出発です！	いいペースで、どんどん進む。

スタッフは、安全上ついていきますが、ペース、休憩も全部みんなにおまかせ。	経験のあるメンバーが多い今年は特に、カウンセラーいらずなのかもしれません。	自分たちの思う方法で、やってみる！みんななら、大丈夫！

まず、目指すは５キロ地点！	まだまだ、余裕があります！	思っていた以上に早く5キロ地点に到着！いいペース！と嬉しくなります。

休憩もそこそこに、「そろそろ、いこう！」と出発。	まだまだ、スタートからのいいペースを保ったまま、歩き続けます。	休憩では、自分でストレッチ。まだまだ先が長いことも、経験から知っています。

おしゃべりも快調に、どんどん進む！	これも、なんだか楽しい。子ども達のぼうけん、挑戦。	同じペースのまま、10キロ地点に到着！

地図で、現在地を確認すると、「まだ、ここかー！」と、まだ先が長いことを実感。	それでも、気持ちにはまだ随分余裕があります。携行食も食べ、水分補給もして、	ひとりのメンバーの「出発しよう！」の声をきっかけに、みんな、ささっと動き出す。

心に大きなガッツを持って、前に進んでいきます。	こちら、眠っていのではなく、足を坂道の上にして寝転ぶと、少し楽になることを自分で発見し、実践。	そして、15キロ地点に到着！夜も遅くなってきましたが、まだ、眠気も大丈夫、と元気です。

15キロ地点はちょうど貨物の線路の下。電車が好きなメンバーは、貨物列車を見るために、土手の上へ！この後、ちょうど列車が通り、大満足！こんな寄り道も、楽しい。	地図を確認し、また前へ！	小さな頃からたくさんの経験を積み重ねてきたメンバー達。

お互いにお互いのこと自然と考えながら、遅すぎず、早すぎないペースでコツコツ前に進んでいきます。	夜中0時を回り、眠気と疲れが一気に子ども達を襲います。	しかしそこで、「ここからが、勝負！」とひとりのメンバー。本当に、強い！

15キロ～20キロまでの区間は、とても遠く、長く感じます。	これまでに何度もオーバーナイトハイクを経験していても、やっぱり眠たくなって当たり前。それでも、気持ちは前へ前へ進みます。	「やっと着いたー！」20キロ地点！

本当に長かった～。ほっとして座ると、自分でも気づかないうちに眠ってしまいます。	周りが少しずつ眠ってしまうなか、マメが出来ていないか自分でチェックしながら、眠らずに起きているメンバー。	自分たちで決めた出発の時間になると、「おーい。起きて～」起こされたメンバーも、むくっとすぐに立ち上がり、

「お～い。出発するぞ～」また、別のメンバーを起こす。	そして、みんなでまた動き出す。	足の痛さと眠気で辛くても、気持ちは全く負けていない子ども達。大人顔負けの頑張りとガッツで、前に進みます。

信号待ちのわずかな時間。ずっと座っていたい気持ちですが、青になると、すぐに立ち上がり、歩き出すみんな。本当によく頑張っています。	ここまで一度も眠らずに頑張ってきたメンバーも、ここへきて眠気に加え、足の痛みが辛くなってきましたが、	周りのメンバーが、そっと手助け。メンバーの頑張りをお互いによくわかっているからこそ、大変なときは、お互い様、お蔭様。

ついに、25キロ地点に到着です！	休憩もそこそこに、自分たちでまた動き出す。バックアップのスタッフに元気に手を振り出発！その元気に、周りのメンバーはたくさん救われているのかもしれません。	さぁ、ラスト1.5キロ。みんな、がんばれ！

「絶対に、日が昇る前の暗い間にゴールに着きたい！」足の痛みを堪え、一気に進む！	ここまで、本当に25キロを歩いてきたの？と思う程、ハイペース！	回収した看板をぶらさげながら、「これ持ってたら、いつまでものこり200ｍやねんで」冗談言い合いながら、あっという間にゴールは目前！

最後は、早足になり、	着いたー！ただ今の時刻、4：51。まだまだ、真っ暗な間に、ゴールに到着！	みんな、本当によく頑張りました！

身体は疲れていますが、心はすっきり。	整備体操をしたら、	やっとぐっすり寝られるー！頑張ったからこそ、余計に嬉しく思える瞬間です。

お昼過ぎまで8時間程みんな眠り、	元気に起きてくると、「海見てくる！」と、しばしのんびり。心地よい時間が流れます。	元気に遊び、よく笑い、

最後にタープの撤収もぱぱっと済ませ、みんなのオーバーナイトハイキングは終了していったのでした。	みなさん、本当にお疲れ様でした。お互いに相手のことを自然と考えながら、且つ全員がひとつの方向を向いて頑張り、26.5キロを子ども達で達成した今年のオーバーナイトハイキング。そんなみんなは、本当にすごいと思います。	「みんななら、ここから、枚方まで歩いて帰るかぁ～！」「あはは～」と笑いながらも、「でも、いけるかも？」と子ども達。その強さとタフな心で、これからも自分の世界をどんどん拡げていってほしいと願っています。また、チャレンジしましょう！（かもちゃん）



～ひらかたからオーバーナイトで海を目指す！26.5キロチャレンジハイク。自分の可能性に気づく経験！～
プログラムは無事終了致しました。ありがとうございました。枚方から海まで、26.5キロの長い道のり。後半、足の痛さ、眠気に襲われながらも、決して弱音を吐かず、お互いにカバーし合いながらゴールを目指して進み、自分たちの挑戦を無事やり切ったお子様方でした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府教育委員会、枚方市教育委員会、大阪市教育委員会、京都市教育委員会、京田辺市教育委員会